裏側矯正中の生活のコツ

裏側矯正

 筆者は裏側ワイヤー矯正を始めて1年。話すことや食べることに苦労した経験をもとに、生活のコツやおすすめグッズをご紹介します。これから矯正を始める方の参考になれば嬉しいです。

食事の工夫

矯正中苦手だった食べ物

矯正中は、歯が動いていることで痛みが出たり、装置に食べ物が詰まりやすくなったりするため、食べ物選びに気を使います。

避けたほうがいいもの:

  • 堅いもの:噛むと痛い上に、装置が外れるリスクも。
     (例:おせんべい、お漬物、堅い根菜類、焼き魚 *骨とワイヤーの判別がしづらい)
  • 歯に詰まりやすいもの:口内に金属が多いため、何を食べても詰まりがち。掃除しにくいものは特に不便。
     (例:鶏肉、えのき、繊維質の食材など)

矯正中に助かったおすすめの食べ物

調整直後は痛みが出やすく、やわらかくて食べやすいものに頼りました。

おすすめメニュー:

  • スープ
  • リゾット
  • 卵かけご飯
  • 牛丼

どれも噛まずに食べられて、満足感もあるのでおすすめです。

▼おすすめスープ

ケア用品の活用

歯ブラシは基本ですが、歯ブラシだけでは落としきれない汚れも多い中、以下のアイテムがとても活躍しています。

  • ジェットウォッシャー(口腔洗浄機)
     強力な水流で装置のすき間や歯の裏側に詰まった汚れを洗い流してくれる必需品。夜の仕上げに◎ 
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  • マウスウォッシュ
     磨き残しの予防&口内の清潔を保つために。口臭対策としても安心感あり。
  • ワンタフトブラシ
     普通の歯ブラシでは届かない装置の周りや歯の裏側にピンポイントで使える、小回りの利くブラシ。

話し方・発音の慣れ

 私の場合、「き」の発音が特に難しく、意外と「き」を含む言葉が多いため苦労しました。上あごにアンカースクリューを入れた後にこの違和感を感じ始め、歯科衛生士さんからは「1カ月ほどで慣れる」と言われましたが、「き」だけは最後まで慣れませんでした。ただし、周囲からは「話し方は以前とあまり変わっていない」と言われたので、自分が気にするほどではなかったのかもしれません。

痛みや違和感との付き合い方

  • 歯が動く痛み

  痛みが強いときは、市販薬や歯科で処方された痛み止めを服用していました。

  • 装置があたって生じる痛み

 装置やワイヤーが口の中に当たって痛いときは、ギシグー(装置用ワックス)の使用がおすすめ。気になる部分をカバーしてくれるので、痛みの軽減や口内炎の予防にも役立ちます。

ギシグー(装置用ワックス)
 装置が口の中に当たって痛いときに保護してくれるワックス。口内炎予防にも。

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