手術を受けることになった経緯
幼少期から逆さまつ毛に悩み、痛みを感じるたびに自分でまつ毛を抜くなどの対策をしてきました。特に、私の場合は、運動時に痛みが増すこともあり、日常生活に支障をきたしていました。
大人になって、視力の低下をきっかけに、過去に眼科で指摘された「角膜の傷」や「将来のドライアイ・視力低下のリスク」を思い出し、本格的に手術を検討。
複数のクリニックでカウンセリングを受け、最終的に、逆さまつ毛の治療経験が豊富で、信頼できる先生に出会い、手術を決意しました。
この記事で分かること
この記事では、下瞼の逆さまつ毛(睫毛内反症)に長年悩んできた筆者が、手術を受けるまでの経緯やその後の生活について語っています。
まつ毛を抜いたり、まつ毛パーマをかけたりと、その場しのぎの対策から矯正手術に関する内容、手術後の生活まで、体験をもとに具体的に書いていますので、同じ悩みを持つ方の参考になればいいなと思います。
手術から1年が経過し、今ではまつ毛が目に刺さらない快適な毎日を送っています。
手術前の準備
1.病院選びと医師との相談
病院選びでは、まず複数のクリニックでカウンセリングを受け、各クリニックの対応や医師の説明を比較しながら慎重に決めました。カウンセリングでは、自分の逆さまつ毛の状態も確認してもらい、これまでの対策や症状の経緯についても詳しく聞かれました。これは、手術の適用条件や保険が使えるかどうかの判断材料にもしていたのかなと思います。
医師からは、自分に適した術式(私は切開法です)の説明を受け、実際の症例写真を見ながら手術直後の腫れや最終的な仕上がりのイメージについて話してもらいました。特に、豊富な症例写真のおかげで術後の変化を具体的にイメージでき、不安が軽減されました。また、ダウンタイムやリスク、費用についても詳しく説明を受け、手術に対する理解を深めることができました。
病院選びでは、医師の経験や実績を見極めるために、質問への回答の質や対応の丁寧さを重視しました。その中で、ある美容クリニックでは「グラマラスライン」というタレ目形成の施術を提案されましたが、その説明があまりにも不明瞭で不安を感じました。後に信頼できる医師に確認したところ、「グラマラスラインの施術を受けたことで逆さまつ毛になってしまう人が多い」との衝撃的な事実を聞き、病院選びの重要性を改めて実感しました。(検討中の方はタレ目形成にはお気を付けください)
最終的には、逆さまつ毛の手術に対する経験が豊富で、質問にも的確に答えてくれる医師に出会い、この先生なら安心して任せられると確信して手術を決意しました。
2.手術前に必要な準備(持ち物や注意点)
病院選びでは、まず複数のクリニックでカウンセリングを受け、各クリニックの対応や医師の説明を比較しながら慎重に決めました。カウンセリングでは、自分の逆さまつ毛の状態も確認してもらい、これまでの対策や症状の経緯についても詳しく聞かれました。これは、手術の適用条件や保険が使えるかどうかの判断材料にもしていたのかなと思います。
医師からは、自分に適した術式(私は切開法です)の説明を受け、実際の症例写真を見ながら手術直後の腫れや最終的な仕上がりのイメージについて話してもらいました。特に、豊富な症例写真のおかげで術後の変化を具体的にイメージでき、不安が軽減されました。また、ダウンタイムやリスク、費用についても詳しく説明を受け、手術に対する理解を深めることができました。
病院選びでは、医師の経験や実績を見極めるために、質問への回答の質や対応の丁寧さを重視しました。その中で、ある美容クリニックでは「グラマラスライン」というタレ目形成の施術を提案されましたが、その説明があまりにも不明瞭で不安を感じました。後に信頼できる医師に確認したところ、「グラマラスラインの施術を受けたことで逆さまつ毛になってしまう人が多い」との衝撃的な事実を聞き、病院選びの重要性を改めて実感しました。(検討中の方はタレ目形成にはお気を付けください)
最終的には、逆さまつ毛の手術に対する経験が豊富で、質問にも的確に答えてくれる医師に出会い、この先生なら安心して任せられると確信して手術を決意しました。
手術当日
1.手術前の心境
手術前は、手術そのものが初めてということもあり、不安と緊張でいっぱいでした。「本当にきれいに仕上がるのか」「痛みはあるのか」「本当に逆さまつ毛が改善されるのか」といったさまざまな不安が頭の中を駆け巡り、怖さが募っていきました。しかし、看護師さんが優しく声をかけてくれたり、手術までの時間をリラックスできるようカジュアルに会話してくれたりしたことで、少しずつ気持ちが和らぎ、落ち着いた状態で手術に臨むことができました。
2.手術の流れ
手術は、まず目元への局所麻酔と点滴による麻酔から始まりました。麻酔が効いたことを確認した後、切開法による手術がスタートします。体感的にはわずか5分ほどに感じられましたが、実際の所要時間はおよそ30分程度だったようです。手術後は別室へ移動し、麻酔が抜けるまでベッドで安静にしながら休みました。痛みは全くなかったです。
3.手術直後から帰宅まで
手術が終わると、あれほど不安だったのが嘘のように、あっさりと感じられました。目の下の状態は、あらかじめ想像していた通りとはいえ、かなり衝撃的で「ホラー」と表現したくなるほど。付き添いがいれば心強かったかもしれませんが、1人でも特に問題はなく、落ち着いて帰宅することができました。手術直後はまだ麻酔が効いている状態でしたが、特別なトラブルもなくスムーズに帰宅することができました。
手術後の経過
1.術後の痛み
術後の痛みはほとんどなく、というか、全く痛みなしでした。多少、引きつるような感覚はあったものの、耐えられないような不快感はありませんでした。抜糸までは約1週間、黒い糸がところどころ見える状態でしたが、痛み止めを処方されても使う必要がないほど快適に過ごせました。腫れを抑えるために、目元はアイマスクタイプの保冷剤でしっかりと冷やすようにしていました。
2.目元が落ち着くまで
術後、腫れは1カ月ほどで引きましたが、医師からは「完全に目元が落ち着くまでは6カ月かかる」と説明を受けていました。実際には、自分の顔に違和感を覚えなくなるまでに約10カ月かかったと感じています。手術後は下瞼が二重のような状態になり、見た目の変化に最初は戸惑い、鏡を見るたびに不安になることもありました。しかし、周囲の反応は意外にもなく、自分から手術のことを話さなければ気づかれないほど自然な仕上がりだったようです。
手術後の生活
1.人に会えるようになるまで
抜糸が終わるまでの約1週間は、目元の状態を考慮して人と会うのを控えていました。抜糸後は、多少赤みが残っている状態でも、普段通りの生活に戻り、食事会などにも参加していました。目元が気になる場合は、眼鏡をかけることで自然にカバーでき、人と会うことに支障はほとんど感じないと思います。
2.ケアや通院
手術に関する通院は、手術前に2回、手術後に3回ありました。通院では、先生が目元の状態を丁寧に確認してくれました。ケアとしては、処方された薬を決められた期間しっかりと塗布。また、抜糸が終わった後は、特別な制限もなく普段通りのメイクができるようになり、日常生活への復帰もスムーズでした。
振り返りと感想
1.手術を受けて良かったこと
手術を受けて最も良かったと感じたのは、まつ毛が目に刺さらなくなり、日常が驚くほど快適になったことです。視線だけを下に向ける動作が苦手だったのも改善され、自然な目の動きができるようになりました。さらに、肩こりが軽減したように感じたり、目ヤニやかゆみが減ったりと、目元の不快感全般が大きく改善。見た目にも、少し目が大きくなったように感じられるなど、手術を受けて良かったです。
2.料金
手術費用は保険が適用され、約25,000円程度でした。その他にかかった費用としては、手術当日の帰宅時に利用したタクシー代や、腫れ対策として購入した保冷剤(約3,000円)、さらに術前・術後の通院にかかる診察費用などです。全体としては、保険適用で比較的リーズナブルに手術を受けることができましたが、交通費やケア用品、通院費などの追加費用も考慮しておくと安心です。
3.同じ状況の人へのアドバイス
長年逆さまつ毛に悩みながらも手術に踏み切れなかった筆者ですが、看護師から「この先ずっと悩み続けるのか、数か月だけ我慢して快適に暮らすのか」という言葉をかけられたことで、前向きに手術を考えるきっかけになりました。手術は慎重に判断すべきですが、実際に受けてみて感じたメリットは非常に多く、「やって良かった」と心から思えました。同じように迷っている人にとって、少しでも参考になればという気持ちです。
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